「変革を担う次世代女性リーダーを育てる」オープンキャンパス報告(2022.8.6)

 2022年8月日(土)、久しぶりに高校生向けオープンキャンパスで、担当科目の観光マーケティング論の体験授業を担当しました。初めてOGにも参加してもらい、掛け合いながら池上彰風な進行でやってみました(笑)。テーマは「ディズニーリゾートと温泉地の意外な共通点」。
 米国由来のマーケティングは、カタカナ外来語の専門用語が多く難しく感じてしまいますが、安心してください。ディズニーリゾート、スターバックス、Instagram、TikTokなど学生にも親しみのある事例を取り上げながらわかりやすく授業を行っています。

 さて、今回ゲストスピーカーとして授業に参加してもらったのは、企業コンサルタントとして大活躍中の鮫島ゼミOGです。同期で成績トップだという彼女に次の夢は?と聞いたら米国で起業したいという答えが返ってきました。そんなチャレンジャーを輩出できるようになったかと思うと、感無量!

 彼女はもともとキャビンアテンダント志望で入学した学生でしたが、僕のゼミに所属し、企業経営やジェンダーギャップに興味をもち、自分なりの道を見つけたようです。教育には時間がかかりますが、卒業後も学び続ける力をインストールできれば、勝手に動き出す。それを見守るのが務めだと思っています。

 観光系女子大イメージは、いまだに昭和型の良妻賢母教育やキャビンアテンダントなどホスピタリティ人材教育イメージが根強いのですが、僕が育てたいのは、旅をたくさんしながら意思決定に関与して社会変革を担う次世代女性リーダーです。女子大はある意味、男を意識しなくてよい環境。男だから、女だからは関係なく、見えない壁を突破してほしいなと思います。
 マーケティングはもともと経営学の一分野で、経営戦略や新規事業開発、商品開発や広告宣伝などの分野で、企業や地域の意思決定に関わる人々にとって不可欠な知識と技術です。次世代女性リーダーを目指す皆さん、ぜひ一緒に学びましょう。

鮫島卓研究室 SAMETAKU-LAB

鮫島卓研究室の研究・大学教育・ゼミ活動・社会貢献などの活動をお知らせするサイトです。

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